ぶっちゃけ鍼灸師
こちらでは、整形外科に勤務する鍼灸師が「肩こりと顎関節症」の関係について解説しています。
もくじ(クリックで飛びます)
顎関節症 とは
あごの関節が、何らかの障害を受けているもしくは、あごを動かす筋肉や神経に問題が起こっていると考えられます。
顎関節症で困ること、、、
ポイント
顎関節症により、口が開けられないということは、本人によってはさほど大きな問題ではありません。
一番困ることは、物が食べられない・しゃべられないということが、困るのです。
一番困ることは、物が食べられない・しゃべられないということが、困るのです。
顎関節症 の場合、病院はどこに行く?
ポイント
顎関節症の場合、病院はどこにいけばいいのかというと、歯科や口腔外科などで診てもらえます。
顎関節症の原因は?
ぶっちゃけ鍼灸師
こちらは、鍼灸師目線で解説しています。
西洋医学の医師と、見解が違う場合がありますのでご注意ください。
では、顎関節症の原因を解説します。
西洋医学の医師と、見解が違う場合がありますのでご注意ください。
では、顎関節症の原因を解説します。
顎を動かす筋肉が硬くなりすぎている
顎を動かす(噛む)筋肉は
【
この咀嚼筋が、硬くなるために顎関節症が起こります。
咀嚼筋が硬くなるからこそ、「顎が開かない」「動かすときに痛い」という症状が起こります。
ぶっちゃけ鍼灸師
では、咀嚼筋が硬くなる原因をみていきましょう。
咀嚼筋が硬くなる原因1【ストレス】
人間はストレスを長期的に受けると、血流が低下して筋肉が硬くなります。
ちょうどストレスを感じると肩こりになるのと同じ原理です。
※またストレスで、無意識に歯を食いしばることから、顎の筋肉を使いすぎるケースもあります。
咀嚼筋が硬くなる原因2【使いすぎ】
顎を動かすことを使いすぎた場合、咀嚼筋は硬くなります。
その結果、顎関節症になります。
咀嚼筋が硬くなる原因3【硬い食べ物】
硬い食べ物ばかり食べることで、咀嚼筋に負担を与えてしまいます。
咀嚼筋が硬くなる原因4【虫歯】
ポイント
虫歯も顎関節症の原因となりえます。
その理由は、虫歯になると虫歯がない方ばかりで噛むようになります。
すると、噛む方の筋肉ばかり硬くなります。
結果、顎関節症を招く恐れがあります。
虫歯は早めに治療してくださいね。
その理由は、虫歯になると虫歯がない方ばかりで噛むようになります。
すると、噛む方の筋肉ばかり硬くなります。
結果、顎関節症を招く恐れがあります。
虫歯は早めに治療してくださいね。
顎関節症で音が鳴る理由
顎関節症で音がなる理由は大きく2つあります。
理由1:関節がこすれてなる
ポイント
顎関節症とは、咀嚼筋が硬くなっている状態です。
この状態では、正常な関節の動きをしません。
すると、開閉時に関節がこすれて音がなります。
この状態では、正常な関節の動きをしません。
すると、開閉時に関節がこすれて音がなります。
理由2:たまにしか動かさないから気泡がはじける
ポイント
これは指のポキポキと同じ原理です。
人間の関節には、関節包という袋があります。(栄養交換のため)
その関節包には、関節を動かしていないと代謝の結果、気泡がたまります。
そして、たまに関節をうごかすと、気泡がはじけて「パチン」となります。
ちょうど、緩衝材のプチプチを指で潰す時に音が鳴るのと同じ原理です。
人間の関節には、関節包という袋があります。(栄養交換のため)
その関節包には、関節を動かしていないと代謝の結果、気泡がたまります。
そして、たまに関節をうごかすと、気泡がはじけて「パチン」となります。
ちょうど、緩衝材のプチプチを指で潰す時に音が鳴るのと同じ原理です。
ぶっちゃけ鍼灸師
さてここからは「顎関節症」と「肩こり」の関係について触れていきます。
顎関節症と肩こりは関係ある!
顎関節症と肩こりには大きく分けて2つの理由が関係していると思います。
肩こりとの関係1:噛み合わせ
ぶっちゃけ鍼灸師
このケースでは、【顎関節症になると→肩こり】になるという因果関係についてです。
人間には、いろんな体のクセがあります。
どちらかに傾いていたり、知らない間に同じ姿勢をとっていたりなどなど、、、
顎関節症ということは、顎や噛むことに障害が出ますので、噛み合わせにも問題が出てきます。
噛み合わせによって、体が片方に傾いたり歪んだりするのです。
その歪みが、肩こりを招いてしまうのです。
ポイント
それぐらい、人間の体は、毎日のクセや習慣によってゆがみやすいのです。
当然、ゆがんでくると⇒首が傾き⇒肩こりの原因となるわけです。
当然、ゆがんでくると⇒首が傾き⇒肩こりの原因となるわけです。
肩こりとの関係2:筋肉の問題
ぶっちゃけ鍼灸師
このケースでは【肩こり→顎関節症になるという因果関係】についてです。
ポイント
咀嚼筋のなかでも特に、側頭筋 は、頭の横にあるのですが、ここの緊張が強いと、頭が締め付けられるような感覚を訴えるケースもあるのです。
当然、筋肉の緊張が、強いということは、血流や神経の働きを弱くしてしまいます。
また、東洋医学的にも、気の流れを悪くしてしまうのです。
ポイント
また、噛むときの不快感というのは、咀嚼筋だけでなく、首の筋肉も関係していきます。
首の筋肉が硬い、いわば首こりの状態は、あごを動かしづらくしてしまい、さらに顎関節症の症状を強める原因にもなりかねません。
よって、顎関節症と肩こりは関係があるといえるのです。
首の筋肉が硬い、いわば首こりの状態は、あごを動かしづらくしてしまい、さらに顎関節症の症状を強める原因にもなりかねません。
よって、顎関節症と肩こりは関係があるといえるのです。
顎関節症の治療・治し方
もし、顎の開けづらさと一緒に、痛みも強い場合は、病院に行きみてもらったほうがいいでしょう。
先ほども言いましたが、病院は歯科もしくは口腔外科などが専門です。
ですが、ちょっと顎があけづらいといった程度なら、普段通っている、【整骨院・鍼灸院・マッサージ院】の先生などに相談してみるのもいいでしょう。
首の筋肉や、咀嚼筋などをほぐしたり、顎関節を動かしたりして顎関節症が、改善することもあります。
ポイント
顎関節症は、決して放っておかないようにしてくださいね。
あなたの肩こりがどんどんひどくなっていきますよ。
あなたの肩こりがどんどんひどくなっていきますよ。
コラム
ポイント
これは私が鍼灸整骨院で勤めているとき、先輩柔道整復師の先生が教えてくれました。
「患者さんの顎をみて、右に傾いている場合は、左に虫歯がある
顎をみて、左に傾いている場合は、右に虫歯がある」
というのを教えてもらったんです。
「患者さんの顎をみて、右に傾いている場合は、左に虫歯がある
顎をみて、左に傾いている場合は、右に虫歯がある」
というのを教えてもらったんです。
そうなると当然、片方の噛む筋肉ばかり使うので、そちらに傾いてしまう!!ということでした。早速、友達の顔をみつめて、「右側に虫歯があるね!」と言ったところ
「なぜわかったの!?」と驚かれたことをいまでも覚えています。(*^_^*)
顎関節に効果のあるツボ
ポイント
このページのまとめ
- 顎関節症は、口が開けられない、開ける際に痛みを生じるという症状。困るのはしゃべれない、食べられないという事。病院は歯科・口腔外科に行くと良い。
- 顎関節症は肩こりと関係が深い。顎関節症が肩こりを悪化させる原因になったり、反対に肩こりが顎関節症を引き起こす原因にもなる
- 顎関節症の主な原因は、咀嚼筋が一時的に硬くなっているために関節を動かせない状態。軽い症状ならば【整骨院・鍼灸院・マッサージ院】でも対応できる先生はいる
- 虫歯があるために片方のアゴばかりで噛んでいると、筋肉が硬くなり「顎関節症」の原因となる。