東洋医学で「熱」がこもる【実熱タイプ】

実熱

動画で解説

このページの内容を簡単に動画でまとめています。


以下、画像による解説です。

東洋医学で実熱じつねつとは?

気・血の流れが悪く、分泌物(目やに・鼻水・タンなど)が多くでる状態
体を温め活動を促す「熱」と
体を冷やして潤す「水」の両方が過剰になった状態
熱を伴った症状が出やすくなる。

実熱じつねつの性格

  • 声がよく通る
  • ほがらかで誰とでも親しくできる。
  • ストレスを一人で抱え込んでしまうタイプ

実熱じつねつの体質・体型

  • 暑がりで汗っかき
  • 冬でも薄着、夏が苦手
  • 食欲旺盛で脂っこいものを好む
  • 上半身はのぼせるのに、下半身は冷える

実熱じつねつのかかりやすい病気

  • 目やにが多い
  • 鼻水が多い
  • 痰が多い
  • 耳垂れ
  • 頭痛
  • 化膿性の炎症
  • 副鼻腔炎
  • 花粉症
  • 胆石
  • 腎結石

実熱じつねつの舌の状態

  • 鮮やかな強い赤
  • 全体が厚ぼったい
  • 表面を厚い舌苔が覆っている
  • 熱が強いと、舌苔が黄色になる

舌苔ぜったいとは、舌の表面にできる、白いコケのようなものを言います。

実熱じつねつの対策

体内の老廃物や余分な水を取り除くことが大切
野菜中心のバランスの食事を。
肉・甘いものは控える
香辛料も控える
冷たいものを控える
適度な運動を心がけましょう

実熱じつねつにおすすめの食事

スイカ・グレープフルーツ・バナナがおすすめ
しじみ、はまぐりもよい

実熱じつねつにおすすめのツボ

風池ふうち

ツボ風池
注意
うなじの中央のくぼみから
左右に、親指2本分外側

熱を冷まして、興奮を鎮める効果
肩こり・頭痛にも効果あり

天柱てんちゅう

ツボ 天柱
注意
うなじの生え際にある2本の筋肉のてっぺんにとる

頭に溜まった熱を分散させる作用。

頭痛、肩こりにも効果あり。

水分すいぶん

ツボ水分

注意
おへそから、指1本分上
新陳代謝や便秘、むくみに効果あり

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です