「うつ病」に効果のある針治療法

動画で解説

このページの内容を簡単に動画でまとめています。


以下、文による解説です。

ぶっちゃけ鍼灸師

この動画ではうつ病に効果のある鍼灸治療を2パターンご紹介します
効果対象

躁とうつを繰り返す「躁うつ病」には
効果がありませんのでご注意ください

1:中国鍼

中国では、百会から印堂へのパルス通電が一般的です

作用機序

作用機序としては
頭皮を刺激して
うつに効果的な脳内物質が放出されます

ポイント
頭皮の鍼灸をすると、脳内の血流が改善することが科学的にも確認されています。
つまり薬物治療と同じような効果があるとされています
ですが、うつ病の人が
を飲んでよくなるかといえば
全員にはあてはまらないので、もう一つのうつ病の鍼灸治療もご紹介します

2:深鍼(肩こり)

うつ病には、首肩に深鍼をするのがおすすめです
前回の記事でもご紹介しましたが、
うつ病の本当の原因は肩こり・首こりが多いです。

なぜなら、首こりが続くと痛みの神経パルスが発生し続けて
「生きるのが辛い」
と脳で解釈し続けてしまうからです
効果対象
うつ病になった人は、相当が硬くなっていますので
深鍼をしないとなかなかよくなりません

治療方法

首・肩の深鍼では、
C2~C7の夾脊穴ラインを、椎骨に当てるまで刺入します。
効果対象
後頭下筋群では、寸六(もしくは2寸)を
鍼体を約1cmを残すほど深く刺入します。
効果対象
その他、首と背中だけで50本近く鍼をします
具体的な方法は、当ブログの治療ポイントカテゴリーから
首・背中に該当する記事を御覧ください。

ただし、深鍼が初めての鍼灸師は
必ず、熟練者の指導を受けてから実践してください


深鍼をすると、首の筋肉が柔らかくなり
痛みの神経パルスが発生しなくなり
うつ病が改善されます

1番の中国鍼と深鍼を併せてもよいと思います
以上が、うつ病の鍼灸治療となります。

ぶっちゃけ鍼灸師

参考になりましたら幸いです。