ぶっちゃけ鍼灸師
こちらでは「せき・たん」を早く止めるツボを鍼灸師が解説しています!
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「せき・たん」をなんとかしたい!
風邪のせき・たん、なんとかしたいですよね。
集中力も下がりますし、なにかと大変です。
特にせきは、 「周りの人に移してしまうかも?」と気を遣いますよね。
そんなときに簡単に使える、せき・たんを止めるツボを紹介しておきます。
せき・たんを止めるツボ 【天突】
【天突】 その他の効果
ポイント
- せき・たん
- 喘息
- 声がれ
- 喉の炎症
【天突】 ツボの場所
胸に人差し指を置いて、上にあがっていきます。
鎖骨に挟まれたところが、大きくへこんでいます。
そのくぼみが
ツボ【天突】 の刺激方法
人差し指で下に向かって指圧します。
押さえると痛いです。
ただ指圧だと効果は、ちょっと弱いかもしれません。
「せき・たん」ツボは1日に何回するといいの?
1日に朝晩の2回ほど、ツボ刺激をしてみましょう。
「せき・たん」のツボは、どれくらい続けると効果あるの?
「せき・たん」が改善するまで2週間でも続けてみましょう。
風邪が治っても、「せき・たん」の症状だけ残る場合がありますが、その間も、ツボ押しすることをおすすめします。
もし、「せき・たん」の症状が治まったのなら、もうツボ刺激をする必要はありません。
「せき・たん」のツボの効果を高めるためにして欲しいこと
「せき・たん」の症状は、東洋医学において「肺」の状態が悪化したものです。
これを補う方法として、「辛い食べ物」が良いとされています。
食べ過ぎはよくありませんが、辛い食べ物を2,3日続けて食べてみましょう。
また、「肺」は、乾燥によってダメージを受けるともされているので、しっかりと乾燥対策をおこなってください。
これに関しては、風邪を引いた時と同じですね。
ポイント
せき・たんを予防するには?
せきを予防するには、室内の湿度をあげましょう。
加湿器を使ったり、水を入れた霧吹きで水を吹きかけるのもいいです。
こまめにアメ玉を舐めるのもいいでしょう。
たんを予防するには、薬局に売っている喉スプレーなどで、
こまめに殺菌消毒をしましょう。
このページのまとめ
- せき・たんには、天突というツボが有効である
- 天突には、指圧よりもお灸・鍼(円皮鍼)のほうが効果的なので、持っている人はそちらを使用すると良い
- せき・たんは、辛い食べ物を食べると良い(食べ過ぎはダメ)
- せき・たんには、乾燥を意識するとよい