「更年期障害」からくる「肩こり」原因と予防法はこちら

考える女性

ぶっちゃけ鍼灸師

こちらでは、内科に勤務する鍼灸師が「更年期障害・肩こり」の関係についてわかりやすくまとめています。なぜ更年期障害になると肩こりの原因となるのか?予防法についてもまとめています。

また30代40代から起こるプレ更年期にも、当てはまるので参考にしてください。

更年期障害と肩こりの関連性について

更年期障害に悩む女性
肩こりのひどい人は、「更年期障害が原因なのかしら、、、」
と思ったことはないでしょうか?

実は、更年期障害が肩こりの原因になるというのです!
では、「なぜ?更年期障害が肩こりの原因になるのでしょうか?」

ぶっちゃけ鍼灸師

その理由を考えるべく、まずは、更年期障害というものをもう少し詳しく解説しましょう。

女性はさけられない!女性ホルモンの減少による更年期障害

心配する女性鍼灸師
女性は、老化にともない40代後半~50代にかけて閉経へいけいをします。
(閉経とは、月経(生理)が終わること)
閉経になると、女性ホルモンの分泌が減少します。
女性ホルモンの分泌が減少すると、自律神経の働きが悪くなるのですね。

ポイント
自律神経には、おもに【体温調節・呼吸・血液循環・内臓】などを自動で調節しています。
つまり、自律神経の働きが悪くなるということは【体温調節・呼吸・血液循環・内臓】の働きが悪くなるということです。
この自律神経による調節が狂ったために起こる障害を更年期障害といいます。

更年期障害の症状

ポイント
  • 冷え性
  • のぼせ
  • 頭痛
  • 動悸
  • 倦怠感
  • イライラ
  • 落ち込み・不安

などがあります。

なぜ、更年期障害が肩こりの原因になるのか?

方が重たい女性
更年期障害とは、自律神経の乱れだと説明しました。
では、自律神経と肩こりとどのような関係があるのでしょうか?

実は、自律神経の中には、血流を調節する機能もあります。
つまり、自律神経が悪くなると、血流の流れが悪くなる。
この血流が悪くなると、肩こりの原因となることも考えられます。

更年期障害を予防するには?

女医
更年期障害を予防するのにおすすめの方法があります。
それは、女性ホルモンと同じ働きをするといわれているイソフラボンを多く摂取することです。

ポイント
イソフラボンは大豆製品にふくまれますので、納豆・豆腐・豆乳、などを積極的に食べるといいですね。

更年期障害からくる肩こりを予防する【生活習慣】は!?

更年期障害でありながら、肩こりがヒドイ人は、まず血流が良くなる生活習慣をしっかり行ってください。

例えば、このような生活習慣です。

ポイント
  • 運動する
  • ストレッチをする
  • マッサージをする
  • 体を温める
  • お風呂に毎日浸かる
  • 腹八分目にする
  • をよく飲む

などなどです。


ポイント
これらは、肩こりの予防と同じですね!
イソフラボンをしっかり、摂るようにこころがけて、さらにこれら、血流を良くする生活習慣を続けてみてください。

そうすれば、更年期障害からくる肩こりも少しずつ改善されると思います。

更年期障害と上手くつきあいましょう

怒る女性
こうやって考えると、更年期障害っていいことありませんね(^_^;)

ポイント
更年期障害になると、ストレスを感じやすくなります。
(体の変化についていけず、イライラしやすくなったり、ホルモンバランスが崩れているためです)
ストレスを感じると、肩こりになる。
肩こりがひどくなると、それがストレスに感じてしまう、、、
つまり、肩こりとストレスの悪循環ですね。
なので、なるべく更年期障害と上手く付き合うようにしてください。

更年期障害と上手く付き合うコツ

更年期と上手に付き合うのにおすすめは、気分転換や運動をして、ストレスを解消するのがいいです。
適度に汗をかいたり、規則正しい生活をすることが、更年期とうまくつき合うコツだと思います。

ポイント
最も、ストレスの一番おおきな原因は、ご主人かもしれませんが、、、(笑)
そのへんは、影でご主人の悪口を、女性同士で言い合ってぜひストレス解消してくださいね。(重要!)
(また、男性は、女性が生理的にそのような変化が起こるものだと、理解してください。)

そして、家事を手伝うなどの、いたわりをしてあげましょう。
まだまだお互いに、人生が残っているのですから、思いやりを持てば、残りの人生も楽しく過ごせると思いますよ(*^_^*)

更年期障害は、30代でも起こる?

寝起きがつらいイラスト
一般的には、更年期障害は閉経してから起こると言われています。
がしかし、最近では閉経していない30代、40代の女性に更年期障害が起こっているというのです!

さらにこの30代、40代の女性に現れる更年期障害をプレ更年期障害と呼ぶそうです!!

プレ更年期障害の原因は?

プレ更年期障害の原因は、ストレスが原因です!
現代のストレス社会では、ストレスを溜め込みすぎてしまうひとが多いのでしょう。
ストレスによって、自律神経が乱れてしまい、30代でも更年期障害が起こるという事態です。

もちろん、自律神経が乱れるので、プレ更年期障害が肩こりがひどくなるのでしょう!

結論!ストレスを減らせば更年期障害も肩こりも楽になる!

女性
「病は気から、、、」という言葉があるように、人間のメンタル面が体に及ぼす影響はホント大きいです!
ですから、このストレスをなくしてやれば、更年期障害の症状&肩こりもかなりよくなるはずです!

ポイント
ストレスは、そんなに簡単になくすことは、難しいでしょうが、ストレス解消を積極的におこなって見てください!
>>おすすめストレス解消法8つを見る

ポイント
また、もし職場の人間関係のように、辞めれば解決できるようなことは、もう仕事を辞めるほうがいいかもしれませんね。
つらい状況が何年も続けば、症状だけにとどまらず、病気になることも予測されます。
健康を害すると、バカバカしいですからね。
どうか、更年期障害と肩こりとうまく付き合えるようにしてください。

このページのまとめ

  • 更年期障害になると、自律神経の働きが乱れる。自律神経の低下は血流を低下させる。血流が低下すると肩こりになる。
  • 更年期障害では、ホルモンバランスの乱れから、ストレスがたまりやすくなる。ストレスは肩こりの大敵である。肩こりがひどくなるとストレスを感じやすくなるという悪循環になる
  • 更年期障害からくる肩こりを予防するには、女性ホルモンと同じ働きをする「イソフラボン」を摂取しながら、血流が良くなる生活習慣を心がける
  • 最近では、生理が終わっていない30代40代でも、更年期障害がおこり「プレ更年期」と呼ばれている。ストレスが主な原因

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