ぶっちゃけ鍼灸師
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五十肩かどうか自分で知る(テスト)する方法
- 肩が、上がらない、、、
- 肩に痛みが、、、
「これって五十肩?」って思ったら、自分で簡単にテストする方法があるのでぜひ試してみてください!
まずはこれらの項目に当てはまりませんか?
- 夜間に痛みが強くなる
- ズキンスキンとうずくような痛みがある
- 髪をゆえない(頭に手が届かない)
- エプロンを付けられない(腰に手が回らない)
- 反対の肩に手がつかない
これらの動きを確認してみましょう
頭の後ろに手が届くか
腰に手が届くか
反対の肩に手が届くか
腕はどこまで広がるか
- 外側60度まで回転できる。
- 内側は、お腹につくまで回転できる。
この正常な範囲よりも、腕が回転しなければ、五十肩の可能性があります。
放っておかずに病院に行きましょう!
もしも、上記の五十肩テスト法にたくさん当てはまったなら、
五十肩である可能性がかなり高いです。
五十肩は放っておいても、よくならないどころか悪化していく可能性もありますので、まずは整形外科を受診しましょう
五十肩の正式名称について
五十肩の正式名称は、
肩関節周囲炎の意味は、「肩関節の周囲で、炎症が起こっている」という意味です。
なぜ五十肩っていうの?
五十肩と呼ばれるゆえんは、五十代に多い症状だから「五十肩」と呼ばれるようになりました。
四十肩とは違うの?
五十肩も四十肩も、同じです。
単に、40代で起こったから四十肩と言うだけです。
なぜ五十肩は50代に多く起こるのか?
五十肩が50代に多く起こる理由は2つあります。
50代に多い理由1:筋力が衰え始める年齢である
50代というのは筋力が衰え始める年齢です。
筋力が衰えると、肩関節を固定している筋肉も弱くなり、五十肩を起こしやすくなります。
(肩関節を固定している筋肉は深部にあるのでインナーマッスルともいいます。肩関節のインナーマッスルの正式名称を「ローテーターカフ」と言います)
50代に多い理由2:バリバリ動いている年代である
「筋力の衰え」が原因だったら、70代・80代のほうが、筋力は弱いはずですよね。
それなのに、五十肩が50代に多いのは、「まだバリバリ働く年代」だからです。
バリバリと動いてしまうからこそ、ついうっかりと肩に負担がかかっているのです。
そして、気づいた時には「肩があがらない」となるのです。
70代・80代では、ここまで無理をすることは、日常生活では少ないですよね。(それに退職もしています)
意外と知られていない五十肩の原因
五十肩の原因をざっくり言うと、肩関節の筋肉が硬くなることです。
筋肉が硬いからこそ、「腕が上がらない」「肩が痛い」「神経を圧迫するのでうずく」という症状が起こります。
そして、意外と知られていない原因として肩こり(首こり)があります。
肩こりになると、首の筋肉が硬くなります。
人間の肩を担当する「血管・神経」というのは、首を通ってきます。
つまり首こりがひどいと、肩関節の血流が悪くなり、栄養供給不足となります。
なので、肩関節の筋肉が硬くなり五十肩になるのです。
ぶっちゃけ鍼灸師
東洋医学的な考えです。
このページのまとめ
- 自分が五十肩かどうかを調べる方法は、当ページ内の項目を調べて、画像による動きを調べると、おおかた判別がつく
- 五十肩は正式名称を肩関節周囲炎といい、五十代に多いので五十肩と呼ばれている
- 50代に五十肩が多い理由が存在した
- 五十肩の原因として、肩こり(首こり)があげられる(病院ではそのような考えはない)