そもそも肩こりとは、、、肩こりってどんな状態?

肩こりとは?

ぶっちゃけ鍼灸師

こちらでは整形外科に勤務する鍼灸師が「肩こり」についてまとめてみました。

そもそも肩こりとはなんでしょう?

疑問に思う鍼灸師

ポイント
肩こりとは、みなさんもご存知の通り、肩の筋肉硬くなる現象です。
肩の筋肉が硬くなるために、肩の痛みや重だるさを伴い、ときに精神的な苦痛にもなります。

ぶっちゃけ鍼灸師

肩こりになると、ずっと「不快感」が生じるのでイライラしますよね。
でも肩こりの怖いところは、それだけではないのです!

病気を引き起こしてしまう肩こり

肩の筋肉には、血管神経がたくさん通っています。
肩こりによって、筋肉が硬くなっていると、血管・神経を圧迫した状態になるのです。

ポイント
  • 血管が圧迫されると、血流が悪くなります。
  • 神経が圧迫されると、神経障害がおきます。

この2つの圧迫によって、しびれ・神経痛・自律神経失調症じりつしんけいしっちょうしょうなどが起こります。

さらに、肩こりがひどくなると、その他「いろんな病気」の原因にもなるのです!

ポイント
いろんな病気はこちらで説明しています!

肩こり・首こりが引き起こす怖い症状まとめ!自律神経の乱れが危ない

ぶっちゃけ鍼灸師

肩こりの怖さについて知ってもらったところで、次は肩こりについてもっと勉強していきましょう。

肩こりを「西洋医学」と「東洋医学」で考えた場合

まず「肩こりとはどのような状態?」を説明するには、西洋医学的観点と東洋医学的観点のつの視点からお話しましょう!

西洋医学では、肩こりの概念が無い!

実は、西洋医学では肩こりという病名がありません。
西洋医学は、検査や異常などに基づいて診断を下したりします。
しかし、肩こりは、西洋医学のどの診断においても、異常が無いのです。
なので、西洋医学では肩こりというのは、診断の対象になっていないのが現状です。

東洋医学では、れっきとした病気!

東洋医学では、肩こりは病気としてとらえます。
また東洋医学の場合、筋肉の硬さや、押したときの痛み・気持ちよさなどが診断方法に含まれています。
よって東洋医学では、肩こりを体の変調・病気としてとらえて治療していきます。

肩こりをただの病気で済ませないこと!

注意する鍼灸師
さて、肩こりは東洋医学ではれっきとした病気だといいました。
けれども実際には、肩こりで慌てる人は、少ないように思います。
だいたい皆さん、
「ただの肩こりだから、、、」と放っておく方が多いのではないですか?

ですが、肩こりがあると体にいろいろな不調をもたらすのです!

ポイント
肩こりが原因でもたらす不調↓
ストレス・イライラ・集中力の低下・痛み・しびれ・血流の低下・関節可動域の低下などなど、、、
これらは、ほんの一部です。
これらを考えると、年中肩がこっている人ってかなり損をしています。

実際に、私もかなりの肩こり症だったのですが、
肩こりを改善させたことによって、まず一番感じたのは、ストレス・イライラの軽減でした。
これは自分でも驚くほどです。
それほど、肩こりって精神的に重くのしかかっていたりするんです。

なので、1日でも早く肩こりを解消すべく、いろいろと努力をしてみましょう!
当サイトでは、肩こり解消法をいろいろ紹介していますので、参考にしてみてください。

ただの肩こりじゃやない場合も、考えて!

注意するお医者さん
肩こりは、体の病気が原因で2次的に肩こりを感じる場合もあります。

ポイント
関連ページ⇒病気が隠れている場合

特に、手のしびれや、肩の痛みが激しい場合は一度、整形外科を受診したほうがいいかもしれませんね。
ポイント
もし、病院なんて大げさだ、、、と感じるならば、
近所の整骨院鍼灸院で肩こり治療をうけてみてください。
病気が隠れているようならば、「病院に行ったほうが良いかどうか」を判断してくれるでしょう。
肩こりを1人で悩まずに、相談できる相手を見つけるためにも、整骨院・鍼灸院へ行くことををぜひおすすめします!

このページのまとめ

  • 肩こりとは、誰もが知っている肩の筋肉が硬くなるだけでなく、首の神経を圧迫してしまい、さまざまな症状を引き起こしてします。
  • 西洋医学では肩こりという概念がない。東洋医学では肩こりは病気として捉える。
  • 肩こりを放っておくと、病気の原因になるので、放置せずに治すほうがよい。その場合は、肩こりを病気としての認識を持っている「整骨院・マッサージ院・鍼灸院」に行くと良い
  • 肩こりには、なんらかの病気がによって引込される場合もあるので注意が必要である

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